こんばんは🌙
オーストラリアの派遣保育士、カーリーです😊
金曜夜のゆるモードシリーズ♡
のお時間です😌
日曜に日本一時帰国からシドニーに戻ってきて、いつものルーティンに戻った一週間。
一時帰国から戻るといつも、「当たり前」のことにありがたみを感じます。
今回は「当たり前」のありがたさ、また「足ることを知る」ということについて、思うことを綴りたいと思います😊
🙏「いつもの仕事」が「ありがたい」
私は30歳を過ぎてからオーストラリアで保育の勉強をし、保育士として働いています。それも10年を超え、人生で一番長く続けている職業となりました。
元々いろいろなことに興味があり、「ある程度経験したら、次の新しい環境へ動く」という生き方をしていた私。
保育士の仕事に、良くも悪くも「慣れ」ている今、嫌気が差す時も正直あります。
だけど、一時帰国をしたあとオーストラリアに戻って来ると、「保育士として働かせてもらっていること」がとてもありがたいことに思えます。
今から約11年前。日本でも保育士の経験も資格もなくて、シドニーの園で１か月のボランティアから始まった私の保育士人生。
英語もままならないところから始まり、イタリアンレストランでバイトして貯金して、保育士の資格を取るために学生生活、課題や実習をこなして資格取得、やっと保育士として働いてお金がもらえるようになったという軌跡があります。
多様な文化が行き交う園で、かわいい子どもたち（時にはむむっ！となる時もありますが。笑）のお世話をさせてもらって、お給料をいただくことができる。
仕事を一時停止して日本に帰ることで、それが「当たり前」ではなかったこと、「当たり前」ではないということに改めて気がつくのです。
🙏「ありがたい」と思って仕事をすると、パフォーマンスが上がる
いつも、「一日楽しく過ごそう！」と思って職場に入りますが、一時帰国明けは一段と、かわいい子どもたちと一日を過ごせることが嬉しくて、楽しく優しくすることができていると感じます。
そうやって仕事をしていると、一緒に働いている人たちから「あなたよくやってくれてる」「また一緒に働きたい」「今日は本当に助かった！」「うちの園に来る気ない？考えてみて」などと褒められることも多くなります。
🙏「機会損失」を考えなくなってから、心に余裕が持てるようになった
去年頃までは、一時帰国をするとその分働けなくて収入がなくなるため（派遣保育士なので有給がありません）、１時間でも効率よく働けるように日程を組んだり、働けなかったために入ってこなかった収入（機会損失）を計算してはため息をついたりしていました。
だけど、一時帰国のおかげで成し遂げられること（家族や友達との時間、父のサポート体制を整える時間、日本のものに囲まれてくつろげる時間）に目を向けるようになってから、「それで生活できなくなるわけでないのなら、まぁいいか」と思えるようになりました。
🙏 生涯現役でいるための、いい休憩だと思えるように
今では「まぁいいか」だけでなく、むしろ「いい休憩」だと思えるようになりました。
私は、いろいろな園に派遣されるためいろいろな先生たちに会います。
去年の今頃のこと。閉園時間も近づき子どもたちも少なくなっていた園庭で、ある先生が話しかけてきました。
👩🦰 先生「私、今年（2024年）末でリタイアしようと思ってるのよね」
👩 カーリー「え？リタイアってどういうこと？」
👩🦰「引退よ。」
👩「えー、でもあなたみたいなベテランさんが辞めたら、みんな困るんじゃないの？ ていうか何歳なの？」
👩🦰「今年76なの、子ども追いかけるのも大変でしょ？」
👩「そっかぁ…（引き留める言葉を思わず飲み込んでしまった！笑）じゃあこれからはゆっくり過ごすのもいいのかもね」
…そして年明けの2025年、、、
まだいた！笑🤣
同じ職場にいる娘さんによると、どうやら心変わりしたらしいとのこと。
、、、というか、今日も会いました！😆💕笑
いま、77歳だと思います😳😊😆✨
彼女は保育の勉強したのが60代だったから遅いスタートだったと言っていました。
だけど、「自分にその気さえあれば、70代になっても働けるんだ✨」と思うと、私にはその先生がキラキラして見えて、「私もそんなふうになりたい！」と思わされました。
と同時に、正直、「心身ともにハードワークではある保育士の仕事。今の年齢でも辛く感じることはあるし、ずっと長い間走り続けるのは辛くなりそうだな」とも思いました。
だからこそ、こうして一時帰国を挟み「休憩」をとることで、長く働ける心と身体を保っていけたらいいなと思っています。
🙏「知足」で減る、心の負担
それまでも、「足ることを知る」という言葉は学生の頃から知っていました。
だけど、ずっと頭の中では分かっていても、ちゃんと体感として分かるようになってきたのはここ数年のような気がします。
「生きるのに困らなければそれでいいんだ」
「将来を心配するのももちろん必要だけど、少し “今”に集中してみよう。必要なものは全部揃っているよ？」
そう思える瞬間が増えたことで、心が穏やかでいられる時間が増えました。
🙏 まとめ
ヨガの練習をしたり、本を読んだり、カウンセリングを受けたり、自分とは違うバックグラウンドを持つ人たちと話をしてみたり。
そうやっているうちに、自分の心の持ちようをコントロールすることが少しずつ上手になってきたような気がします。
同じ出来事でも状況でも、見方が変わればネガティブだと思っていたことがポジティブなことに見えてくる。
それがおもしろいな、不思議だなと思います。
せっかくなら、ポジティブな考え方に囲まれるように、これからもさらに、ものの見方が上手になっていけたらいいなと思っています。
最後までご覧いただきありがとうございます🙏
またあそびに来てくださいね😊☕🧡
「休む勇気」について書いたこちらも、よかったらご覧ください😊
🍷自分に優しく😊「休む勇気」も大切に😌💛
コメント